2019総括 プライベートなこと
還暦
今年わたくしはついに還暦を迎えることになりました。60歳になったからといって急に自分自身何も変わったことはないけれども60歳に近づくにつれて常々思うようになったことというのはあと自分がどれだけ生きていくのだろうかということ。
10年後 70歳
20年後 80歳
30年後、、、それはないな。我が家の系統をたどるとほぼ70歳台で生涯を終えている。平均寿命は延びているとはいいながらも健康でいられればそれにこしたことはないけれども生きるしかばね状態で生きているのであればどうなんだろうかと?死にたいしてはまださほど恐れとか不安を感じたことはないけれどもあとせいぜいが20年余りどう生きていくんだろうかという不安はある。昔ならとっくに死んでる年齢、事故ではあったが自分の父親も60歳前に亡くなっている。
自分はできる限り長生きしたいという願望はないけれども生きているうちは健康でなるべく人様に迷惑をかけないような人生を送ること、そんな思いが募る今日この頃です。
母の死
今年の2月に母親が亡くなった。6年前に脳梗塞で倒れてからずっと施設での生活をしていて昨年秋頃までは不自由ながら元気でいてくれたのだけれども10月に2度の骨折で入院、手術したあとは容態は悪化して12月に転院してその2か月後には息を引き取った。最後はホントあれよあれよという感じだった。
今になっては沢山の ”たら” ”れば” 思い起こされる。病に倒れる前、そしてその後 自分としてはもっとやれたことがあったんではなかったかという悔悟の念が頭をよぎる。父親にしろ母親にしろ、自分にはとても超えられない壁、、でした。
私と違って手先が器用で多趣味、若いころからずっと洋裁をやっていて近年でも大正琴やガラス細工、小物作りみたいなことをやってた。なので四十九日法要のときに遠方からもおじさんたちが来るのでその時に母が作ったものを見てもらい気に入ったものは形見分けにできればということでちょうど還暦の有給消化の時期だったので部屋を片付けて作品の整理をして展示会やろうという話で姉とまとまった。
ブランド物にはほぼ興味なかったし、宝飾品もあまりなかったし金額的な価値はたいしてなかったかもしれないけれども母を知る人にとっては価値のあるものという思いがあったようで持ち帰ってくださいました。せめてもの供養になれば、、、
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